農産物検査法という法律に基づき、全国で統一された規格により、品位(一等~三等の等級)、年産(生産された年)や銘柄(福島県産コシヒカリなど)などの証明を行います。
秋に収穫し、袋詰めされたお米は、毎年この等級検査を受けます。この検査を受けていないお米は「県産表示」「銘柄表示」はできません。国家資格を持った検査員が、見た目などで4段階(一等、二等、三等、規格外)に分類します。玄米の検査規格として一等米は、整粒値が70%以上で水分量が15.0%以下、被害粒、死米、着色粒、異種穀粒および異物(死米7%以下、着色粒0.1%以下、異種穀粒0.4%以下、異物0.2%以下)が検査基準をクリアしたものが一等米と呼ばれ、米袋に一等米のハンコ(◎の印)が押されます。
二等米、三等米になるにつれ整粒値が悪くなり被害粒、死米、着色粒、異種穀粒および異物の混入量が増えていきます。もちろん等級が落ちるものほど低価格になります。
なので1番綺麗で異物や着色したお米が少ないお米が一等米となります。
全体の形が整っていて粒がそろっている美味しい玄米ほど、米が砕けにくく綺麗に精米できます。
食感が良い当農園のお米を、是非食べてみてください。
一般社団法人日本穀物検定協会が食味試験を行い、
その結果を毎年食味ランキングに取りまとめて発表しています。
米の食味ランキングは、一般社団法人日本穀物検定協会が良質なお米作りの推進とお米の消費拡大に役立てるために、炊飯した白飯を試食して評価する食味官能試験に基づき、昭和46年度産米から全国規模の産地品種について行っているものです。
具体的には、専門の食味評価エキスパートが、基準米と試験対象米とを「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の6項目について比較評価する方法を行っています。
ランクは、複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象の産地品種を比較して評価します。
基準米よりも特に良好なものを「特A」
良好なものを「A」
概ね同等のものを「A’」
やや劣るものを「B」
劣るものを「B’」
上記のように5段階評価を行い、この結果を毎年食味ランキングとして発表しています。
福島県産コシヒカリは、一般社団法人日本穀物検定協会の令和2年産米の食味ランキングにおいて、浜通り地区・中通り地区・会津地区のすべての地域で特A評価をいただきました。
(※商品そのものの評価ではありません。)